ダットサン

ダットサン 1000セダン 桜号

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1958年(昭和33年)に行われたモービルガス・トライアル(通称:豪州ラリー)に、富士号とともに出場した、もう1台の210型が桜号です。こちらも(大家義胤選手/ 三縄米吉選手/A. ギボンス選手組)国際ラリーに初挑戦ながらAクラス4位に入賞しました。富士号とともに、折りしも北米への輸出開始を控えていたダットサンブランドの名を世界へ発信するきっかけをつくりました。ちなみに、2台が出走した豪州ラリーは、広大なオーストラリア大陸を右まわりに一周するもので、設定されたコース長1万6000km は、当時の世界最長でした。しかし、あまりにも過酷な状況での耐久競技であることから、この年が最後の開催となりました。

車両詳細

年式 1958年
型式 210型
全長 3,860mm
全幅 1,466mm
全高 1,535mm
ホイールベース 2,220mm
トレッド(前/後) 1,170/1,180mm
車両重量 925kg
エンジン C型 (直4・OHV) 988cc
最高出力 25kW(34ps)/4,400rpm
最大トルク 65N・m(6.6kgm)/2,400rpm
サスペンション(前/後) 縦置リーフ/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ドラム/ドラム
タイヤ 5.50-15-4PR
その他 大家義胤/三縄米吉組、豪州ラリーAクラス4位、スポーツマンシップ賞