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日産は、1987(昭和62)年にWRCの規定がグループBからグループAに切り替わったことを受け、ラインナップ中からラリーに適したした車種としてシルビアの3ℓ仕様となる「200SX」を選択します。シルビアは(ニッサン200SX)、ラリー用に最高出力が250馬力以上となる3000ccのV型6気筒OHCエンジンを搭載していました。このクルマは、1988年(昭和63年)の第36回サファリラリーで総合2位(M・カークランド/R・ニクソン組)となり、A4クラス(2000cc以上の2WD車)優勝を成し遂げたシルビア(RVS12型)です。なお、第36回サファリラリーは、大会前の大雨の影響で完走したマシンが14台という過酷さでしたが、シルビア200SXに続き、マーチターボ(K10GFT)もA3クラスで優勝し、日産チームは2階級制覇の偉業を成し遂げました。
車両詳細
年式 | 1988年 |
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型式 | RVS12 |
全長 | 4,460mm |
全幅 | 1,670mm |
全高 | 1,320mm |
ホイールベース | 2,425mm |
トレッド(前/後) | 1,390/1,425mm |
車両重量 | 1,250kg |
エンジン | VG30E型 (V6・OHC) 2995cc |
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最高出力 | 184kW(250ps)以上/7,000rpm |
最大トルク | 289N・m(29.5kgm)以上/5,200rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/セミトレーリングアーム |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
タイヤ | 195/70 R16 / 215/65 R16 |
その他 | 1988年第36回サファリラリー総合2位 A4クラス優勝 |