
下の写真をクリックするとムービーが見られるよ。
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ここがシリンダブロックを鋳造(ちゅうぞう)している所です。鋳造といっても従来の鋳造工場と違って、鋳物砂(いものすな)を使用しないので粉塵(ふんじん)が発生しないのが特徴です。毎日大量に運ばれてくるのべ棒状のアルミニウムを、溶かして型に流しこんで高圧をかけてシリンダブロックに成型します。この機械をハイプレシャーダイキャストマシンといいます。そうですね、たい焼きを作る機械を想像してくれればわかりやすいと思いますよ。たい焼き型を合わせておいて、中に溶けたアルミニウムを高い圧力で流しこんだ後、冷やして固めるって感じだね。
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ロボットが出来上がったシリンダブロックを取り出すところがかっこいい
ね。
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中はすごく熱いんだろうな。一体どれくらいの温度なの?
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約700度ですね。それで2400トンの圧力で30秒間プレスします。出来上がったものもとても高温ですですので、水でゆっくり冷やします。急速に冷すと中が弱くなってしまうんです。それで冷えたら次の行程(こうてい)にいきます。
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