従来のアクティブセーフティとパッシブセーフティをさらに進化させた日産の新しい安全への考え方です。具体的には、危機を予知する安全技術を「インフォメーションセーフティ」、危険を回避する安全技術を「コントロールセーフティ」、被害を最小化する安全技術を「インパクトセーフティ」と呼んでいます。

クルマの前後部で衝撃を吸収し、キャビン部を強化することで乗員を守るという日産のボディ設計の考え方です。全ての乗用車に採用されています。

●インフォメーションセーフティ
-危険を予知する安全技術-
夜間や悪天候の時でも、ドライバーが常に安心して運転できるために、安全運転の第一歩として取り組んだのが、周囲の状況をいち早く正確に判断するための良好な視界づくりです。

マルチリフレクター 　　　ハロゲンヘッドランプ より広範囲を明るく照らすヘッドランプです。 （全車に標準装備、VZ-Rはランプ回りを黒色化しました。）	バンパー組込みフォグランプ 照射範囲が広く、バンパー組込み式です。３ドア車はマルチリフレクタータイプになります。（ ZZ、VZ-R、GGに標準装備）
フロントドアロングライフ撥水ガラス 雨を弾いて、雨天走行時もすっきりした視界を実現。撥水機能も長時間維持します。 （全車に標準装備）	リア間けつワイパー 後方視界をクリアにします。 （ハッチバック全車に標準装備）

●コントロールセーフティ
-危険を回避する技術-
万一事故に会いそうになった時にも、ステアリング操作による確実なコントロールを助け、危険な状態を回避するシステムをご用意しています。

ABSを全車に標準装備 緊急時に事故を回避するためのコントロールシステム。コンピュータがブレーキ液圧を制御し、タイヤのロックを起こりにくくします。

　

ブレーキアシスト 通常走行時には自然な制御特性を持ち、緊急時には大きな製動力が得られる、メカニカル２段アシスト機構付ブレーキ倍力装置。フルブレーキを無理なく実現でき、ABSの効果を十分に発揮させることができます。 (ZZ、VZ-R、 4WDを除く全車)

　●インパクトセーフティ
-被害を最小化する安全技術-
万が一の事故の際、乗員と相手の被害を最小化します。

デュアルエアバッグを全車に標準装備

• 運転席、助手席ともSRSエアバックシステムを全車に標準装備しています。SRSエアバックシステムは正面衝突などの際、エアバックが瞬時に膨らみ、乗員の頭部への衝撃を緩和するシステムです。シートベルト着用時の補助拘束装置として高い効果を発揮します。
  

ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト

• 前席には拘束力が一定以上に高まらず、衝撃を緩和する全席ロードミッター付きのプリテンショナーシートベルトを新装備。しかも運転席は着用時に圧迫感の少ないテンションリデューサーELR付３点式です。
  （全車に標準装備）
  

チャイルドシート固定機構付シートベルト

• 小さなお子様の安全を考慮したチャイルドセーフティー固定機構付きシートベルト（後席左右２席）も装備しています。
  （全車に標準装備）