国が推奨!安全運転サポート車「サポカー」とは?
今、高齢運転者の事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキをはじめとした安全運転機能を装着したクルマの普及を、官民一体となって推進しています。その安全運転サポート車の愛称が、 「サポカー(セーフティ・サポートカー)」。もちろん、日産が日々進化させている先進技術搭載車もその対象です。
機能により区分される
サポカーの種類
サポカー(自動ブレーキ搭載車)
サポカーS 搭載する技術によって3つのレベルに分類 ※特に高齢運転者に推奨
- サポカーS ワイド 衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)/ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1/車線逸脱警報※2/先進ライト※3
- サポカーS ベーシック+ 衝突被害軽減ブレーキ(対車両)/ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
- サポカーS ベーシック低速衝突軽減ブレーキ(対車両)※4/ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
※1 マニュアル車は除く。 ※2 車線維持支援装置でも可。 ※3 自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯または配光可変型前照灯をいう。 ※4 作動速度域が時速30km以下のもの。
対象車種
日産のサポカーS ワイド 対象車一覧
※画像は対象グレードとは異なる場合があります。
サポカーSのワイドに対応する日産の先進技術
インテリジェント エマージェンシーブレーキ*1 *2
前方車両や歩行者※を検知し、衝突するおそれがあると判断すると音と表示でドライバーに回避操作を促します。さらに衝突の危険性が⾼まったときには、強いブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減します。
※一部車種のみ対象となります。
踏み間違い衝突防止アシスト*1
進行方向に壁などがある場所での駐車操作中(約15km/h未満)、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまった場合、警告すると共にエンジン出力やブレーキを制御し、過度の加速や衝突防止を支援します。さらに前方カメラと連携したシステムでは、車両や歩行者の検知と、それらに対する作動車速を低速走行時(約25km/h以下)まで拡大しました。
※一部車種のみ対象となります。
LDW(車線逸脱警報)*1 *3
意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、表示と音で注意を喚起。車線逸脱の防止を支援します。
ハイビームアシスト*1
前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え*4。ハイビームでの走行頻度を高めて、歩行者の早期発見など安全運転をサポートします。
アダプティブLEDヘッドライトシステム*1
対向車がいてもハイビームを維持できる、ハイビームアシストの進化機能*5。つねに視認性の高い状態が維持されます。
- *1 安全装備はドライバーの安全運転を補助するものであり、あらゆる状況での衝突を回避するものではありません。システムの能力には限界があり、状況によっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両・歩行者の確認、十分な車間距離の確保など、安全運転を心がけてください。先進技術・機能の設定条件は、車種・グレードにより異なります。作動には一定の条件があります。機能の詳細は、取扱説明書をご確認ください。
*2 前方の対象物に衝突する危険を察知したとき、運転者に警報して回避操作を促します。万が一、運転者が安全に減速できなかった場合には、衝突直前に強いブレーキを自動で作動させ、衝突を回避または衝突時の被害を軽減します。「検知する対象物」、「作動車速」、「衝突回避車速」は車種により異なります。詳しくはカーライフアドバイザーまでお問い合わせください。*3 LDW(車線逸脱警報)は約60km/h以上で作動します。車種により作動速度が異なりますので、詳しくはカーライフアドバイザーにお尋ねください。*4 〈ハイビームアシストの主な作動条件とご注意〉ハイビームアシストは、対向車や先行車のライトを検知、明るい市街地(街灯など)、車速が約20km/h以下などの条件のいずれかに該当する場合はロービームに、いずれの条件にも該当せず車速が約25km/h以上の場合はハイビームに、随時自動で切り替わります。*5 車速が30km/h以上でヘッドランプを点灯しているとき、対向車や先行車に照射しないよう自動でハイビームの照射範囲を切り替えます。車速30km/h以上で一度システムが作動すると、15km/hまではハイビームの自動可変配光を維持し、約15km/h以下になるとロービームに切り替わります。※ハイビームアシストは、天候や道路状況などのさまざまな条件により適切に作動しない場合があります。運転時は常に周囲の状況に注意し、必要に応じて手動に切り替えるなど安全運転を心がけてください。※ハイビームアシストは、ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。機能には限界がありますので過信せず安全運転を心がけてください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
日産の予防安全技術の歴史
日本に、世界に先駆け日産が長年にわたり取り組んできた、予防安全技術の歴史をご紹介します。
- 1996年 ABS標準化
- 1997年 ビークルダイナミクスコントロール(VDC)
- 1997年 ブレーキ アシスト
- 2004年 LDW(車線逸脱警報)
- 2004年 インテリジェント ブレーキ アシスト
- 2009年 FCW(前方車両接近警報)
- 2010年 BSW (後側方車両検知警報)
- 2013年 インテリジェントエマージェンシーブレーキ
- 2013年 インテリジェントパーキングアシスト
- 2013年 アクティブ レーン コントロール
- 2014年 RCTA(後退時車両検知警報)
- 2022年 プロパイロットリモートパーキング