“アウトドア”というと、ちょっと難しそう?でも実は、初心者でもカンタンに挑戦できるコトが
たくさん! 晴れた日は外へ飛び出して、自然を思い切り楽しみましょう!
生の食材を塩漬けにし、塩抜きし、乾燥させ燻す。
その昔から、このように多くの工程を経て様々な食材の 長期保存に
利用されていた燻製。
今回は、その深い味わいや香りを楽しむ、ビギナー向けの 燻製作りに
挑戦! 身近な食材が瞬く間にグルメな逸品に変身しますよ!
「バーベキューは経験アリでもスモークは初めて!」という人も多いはず。
そこで、必要な道具やポイントなどを知るために、
アウトドアの専門店「A&F」
へ足を運んでみました!
お話を伺ったのは、アウトドアに詳しい店長の甲斐さん。
「冬は温度調節がしやすく、スモークに適した季節。
今一番ポピュラーなのは、ダッチオーブンを使う方法です。
とは言え、蓋があれば中華鍋でも代用OK。
ダンボールで囲いを作って調理する方法もあるんですよ!」
A&Fカントリー 福岡店
福岡市中央区天神2-5-13 天神マロニエNEXT2・3F
092-738-9119
URL http://www.aandf.co.jp
空焚きができる鉄製の
鍋を利用しよう。大きさは
中に入れる物のサイズを
考えて。蓋付が必須です。
まずはすでに食べられる状態の食べ物で挑戦してみてよう!生のものは、
手間も時間もかかります。
スモークは、自宅のコンロでもできますが、スゴイ
匂いと煙たさが残ります。やっぱり外が一番です!
ダッチオーブンを使用して、カセットコンロで手軽にできるスモークに挑戦!
軍手をしっかりはめて、いざ開始!
主役のスモークウッドをパキンと折って、じかに
火をつけます。
スモークウッドに火が点き、煙が出きたらカセットコンロを
一旦止めて鍋の準備。
燻煙材は、チップタイプ よりも、棒状に固めた ウッドタイプが
初心者向き (いずれも500円
前後)。
カンタンに煙が起こせます。
またチップには桜やブナ、 クルミなどいろんな フレーバーがありますが、 桜が一番日本人の口
に合うと思います。
※ホームセンターなどで
購入できます。
火を止めたコンロの上にダッチオーブンを置き、
その内側にアルミホイルを敷き詰めます。
中心にはウッドが食べ物につかないよう、高さを
出すための缶を置くので、スモークウッドはその
まわりに程よく間隔を空けて置きます。缶の上に
網を乗せて完成。ここでカセットコンロを
点火させます。
最後に、用意した食材などを網の 上へ置き、
蓋を閉めます。
かまぼこ・チーズはやや弱火で、 ししゃも・
ゆで卵・ベーコンは 中火ほどで時々中を
チェック!。
アルミホイルは、鍋の底や側面すべてが隠れるように敷き詰めましょう。それから、スモーク
ウッドをアルミホイルの上に
置いていくのですが、ウッドが
直接食べ物に触れないように、空き缶などで網の高さを調節
して、その上に網を置くように
します。
ウッドは、缶のまわりに程よく
間隔を空けて置いていけばOK
です。
食材によってスモークする時間の調整を!
ししゃもやベーコンなどは 長め
(30分くらい)、 チーズなどは、
温度が 上がりすぎると溶けて
しまうので、弱火でサッと炙る
くらいに。こまめに 覗いてみて
ください。
イイ香りです!
食べると、味も深くなったみたい!
スモーク、大成功!
鍋以外で…?と探して みたら、
ホームセンターで、ダンボール製
のスモーク キットを発見!
こちらは 1,000円程度。
説明書も 入っているので、
これから トライしてみてもいい
かもしれません。
※取り扱っているお店に関してはお近くのホームセンターに問合せを!