福岡には、“おいしい街”があちらこちらにあるんです。ドライブ好きなグルメ OLマーチさんが、 今気になる街へお出掛け!おすすめのカフェ&ランチ&お土産を 紹介します。
太宰府天満宮から車で10分。宝満山の登り口方向へ向かって、 突き当たりの竃戸神社前を右手へ。看板をたよりに進んで行くと… ありました! 今日のランチスポット「ばんから」に到着!
こちらでいただけるのは鶏や牛の炭火焼き。 とりわけ鶏は、ご主人が各地の鶏を食べ歩いた中から 「これだ!」と感じた宮崎産の地鶏と天草大王を、その日の 状態によって生産者から仕入れているというこだわりぶり。 ミルキーな味わいのささみ刺(550円)や身が厚くてジューシーな 鶏皮焼(500円)、手羽元・手羽先(580円)など、どれをオーダー しても、驚きの美味しさ!
さらにお店の魅力は、窓の外の風景にも。晩夏や初秋は深い緑が楽しめ、 それから紅葉や、冬には雪景色も楽しめるとのこと。ほんの少し車で 上って来ただけなのに、遠い田舎へ旅行に来たような気分。
平日のお昼に訪れると、地鶏の炭火焼と季節の 小鉢3品、ご飯、サラダ、お味噌汁、香の物、 コーヒーがセットでなんと1,050円のお得な 限定メニュー、「ばんから御膳」もあり。 夜や週末は、2,000円の地鶏御膳などや単品を 楽しんで。
ばんから 福岡県太宰府市大字内山832-2 TEL:092-921-8221 営業時間/11:30〜15:00/17:00〜21:00(土日祝日は11:00〜21:00)休み/火曜日
山を降りて太宰府天満宮の境内を散歩。 そのまま参道を歩き、西鉄太宰府駅の 向かいにある「甘味処 お茶々」へ。 和の雰囲気を醸し出す門から中に入ると、 こんな小道があって、またしても旅気分。 こちらでは美味しいコーヒーとデザートが いただけます。
靴を脱いで畳…と思いきや一転、中はテーブルが並んでいる洋の雰囲気。そのひとつひとつに小さなお花が飾られているのが素敵です。 今は青々した緑が美しい窓の外には、春になるとすごくキレイに桜が 見えるんですって。
そしてお楽しみのスウィーツ! 迷ったあげく、 和と洋の両方をオーダーして みました。 ひとつはスタッフの方が手摘みした よもぎを 使った「よもぎ白玉」(578円)。 もう1つは豆乳のお豆腐に、アイスクリーム、 ヨーグルト、フレッシュなマンゴーとブルーベリー がトッピングされた「豆乳マンゴ」 (630円)。 手作りの優しさが伝わるお味です。
そして「お茶々」と言えばコーヒーも美味しい。 私が今日オーダーしたのは完熟コーヒー(525円)。 ひとくちいただくと、豆の深い味がじんわり 伝わってきます。もう少しさっぱりした味が 好きな方には無農薬コーヒー(525円)が オススメですよ。
甘味処 お茶々 福岡県太宰府市宰府1丁目15-16 TEL:092-929-0626 営業時間/11:00〜18:00(食事は11:30〜14:30)休み/火曜日
そして、本日のお土産を求めて「梅園」さんへ。 今年で63周年、太宰府天満宮の御用 達の店としても知られるお店です。 ちなみに「梅園」は、かつて「電力の鬼」と言わ れた財界人・松永安左エ門氏にも 一目置かれた老舗。店に掲げられた大きな看板の文 字も、う〜ん、迫力あります。
店内に並ぶのは、抹茶と最高に 相性の良さそうなコクのある淡雪風 「宝満山」や、梅の刻印がかわいらしい 「梅守」など、いずれも長年愛されてきた和菓子ばかり。 季節代わりのお干菓子にも 心惹かれます。
その中で私がチョイスしたのが「うその餅」。 「うそ(鷽)」は、雀よりも小さな小鳥で、 太宰府で行われる「うそかえ」という神事 にも関わる、太宰府に ゆかりの深い鳥。そしてお楽しみ。 家に帰って箱を開けると…ビックリ! お菓子の中に、可愛らしい「木うそ」が 隠れているのでした。 ちなみに餅は、求肥にシソの香りが漂う 逸品。
梅 園 福岡県太宰府市天満宮参道 TEL:092-922-4058 営業時間/8:30〜18:00 休み/1月8日