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リコール関連情報
2013/02/21 アトラスのリコールについて
届出表 改善箇所の図
リコール届出番号 3107 リコール開始日 2013年2月22日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 自動6速マニュアルモードトランスミッションにおいて、
①エンジンのオイルパンの形状が不適切なため、トランスミッションとの連結部から雨水等が浸入するものがあり、クラッチレバーの支点が錆びて固着し、クラッチが切れず、警告灯を点灯するとともに保護制御によりギヤを固定して、変速できなくなるおそれがあります。
②セレクト用シャフトとセレクトモータを連結する部品のボルト締付けが不適切なため、当該ボルトが緩んでガタが発生するものがあり、シフトコントロールユニットの指示とシフト位置にずれが生じるため、警告灯が点灯するとともに保護制御によりギヤを固定して、変速できなくなるおそれがあります。
③クラッチディスクのブッシュの強度が不足しているため、クラッチ操作の繰り返しにより当該ブッシュが破損し、破損片がクラッチカバーとクラッチディスク間に噛みこんでクラッチが切れなくなることがあり、警告灯が点灯するとともに保護制御によりギヤを固定して、変速できなくなるおそれがあります。
④クラッチ作動用アクチュエータの制御プログラムが不適切なため、クラッチ作動時にクラッチアクチュエータ内のモータに過電流が流れ、モータ内のブラシホルダが過熱してブラシが固着するため、クラッチが作動せず、警告灯が点灯するとともに保護制御によりギヤを固定して、変速できなくなるおそれがあります。
改善の内容 ①当該オイルパンを対策品と交換します。
②トランスミッションの製造番号を確認し、対象の場合、当該締結ボルトを新品と交換し、適切な締付トルクで締め付けます。
③当該クラッチディスクを対策品と交換するとともに、クラッチカバーを新品と交換します。
④トランスミッションコントロールユニットをクラッチ作動用アクチュエータの制御を変更した対策プログラムに書き換えます。尚、故障診断にてクラッチアクチュエータ異常が検出された場合は、当該クラッチアクチュエータを新品と交換します。

・リコール対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれております。
  また、リコール対象車の含まれる車台番号範囲であっても、上記①~④全てが該当しない車両も含まれて
  おりますので、詳細につきましては、お買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。
・リコール対象車の製作期間は、ご購入の時期とは一致しておりません。
・車台番号は、車検証に印刷されております。

型式 通称名 リコール対象車の
含まれる車台番号の範囲
リコール対象車の
製作期間
リコール対象車の
台数
備考
PDG-SZ2F24
PKG-SZ2F24
アトラス SZ2F24-000001
~SZ2F24-020652
平成19年6月15日
~平成23年8月28日
1,779台 ① 944
②1,631
③1,656
④1,779
PDG-SZ1F24
PKG-SZ1F24
SZ1F24-000003
~SZ1F24-020035
平成19年6月28日
~平成23年8月10日
46台 ① 28
② 40
③ 41
④ 46
PDG-TZ2F24
PKG-TZ2F24
TZ2F24-010001
~TZ2F24-030253
平成19年6月15日
~平成23年8月19日
865台 ① 550
② 802
③ 806
④ 865
PDG-TZ3F24
PKG-TZ3F24
TZ3F24-000001
~TZ3F24-020070
平成19年6月16日
~平成23年8月19日
234台 ① 124
② 202
③ 206
④ 234
(計8型式) (計1車種) (製作期間全体の範囲)
平成19年6月15日~平成23年8月28日
合計 2,924台 ①1,646台
②2,675台
③2,709台
④2,924台

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