リチウムイオンバッテリーは、時間の経過や使用状況により蓄電能力が低下します。蓄電能力の低下に伴い航続可能距離が短くなりますが、 バッテリー本来の特性であり異常ではありません。
運転のしかた、保管/充電方法、リチウムイオンバッテリー温度などは蓄電能力に影響を与えます。リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばすため、次のような運転や充電をおすすめします。
車両を外気温が49℃以上の場所に24時間以上放置しない
車両を外気温がー25℃以下の場所に7日間以上放置しない
リチウムイオンバッテリー残量計の表示が0(ゼロ)かほぼ0(ゼロ)の状態で14日間以上放置しない
外気温が極めて高いときは、運転又は充電を控える
運転後は、車両とリチウムイオンバッテリーが冷えるのを待ってから充電する
直射日光の当たらない、熱源から離れた涼しい場所で駐車又は車両を保管する
頻繁に(週に一回以上)急速充電するときは、充電量を80%以下にする
満充電に近い状態で繰り返し充電を行うのは控える
リチウムイオンバッテリーを充電するときは、普通充電を使用し、急速充電の使用は最小限に抑える
適切な速度で走行する
ECO(エコ)モードで走行する
長距離走行をしない場合は、主にロングライフモードで充電する ロングライフモードについて をお読みください。
車両を長期間使用しないときは、3か月に1回、ロングライフモードで充電する