97年度の「自動車安全情報」で公表された安全性能試験において、
日産車が極めて高い評価を獲得。
日産車のボディの安全性の高さを改めて証明する結果が出ました。
テストは前面衝突の際の、
運転席、助手席に座っている人(ダミー人形)への衝撃度を測定。
その結果、日産車の助手席において最高評価「AAA」
(頭と胸の双方に重大な傷害を受ける危険性が極めて低いもの)が
史上初めて出されました。
日産車は、ほとんどのクラスでトップレベルの成績。「AA」以上の獲得数も多く、
日産車の安全ボディの優秀性を強烈にアピール。また、ブレーキ性能テストでも、
各クラスでトップレベルの実力を発揮。
エアバッグによってクルマの安全性を世の中にアピールした日産は、
ボディやブレーキでも安全性能をリードする実力を誇っています。
公的機関である「自動車事故対策センター」が実施するこの安全性能試験は、様々なメーカーの多種多様な市販車を同じ条件のもとでテスト。安全性能を客観的に評価する、日本でもっとも信頼できる試験です。日本のクルマをより安全にしていくためにも、とても重要な役割を担っているといえるでしょう。
国産車13車種、外国車1車種の前面衝突試験を行い、乗員の傷害値を運転席と助手席おのおの各6段階(AAA〜D)で評価しました。
※ 前面衝突試験とは、運転席と助手席に人体を模したダミー(人形)を乗せた試験車を時速55キロでコンクリート製の障壁(バリア)に前面衝突させ頭部と胸部の衝撃を測定・評価し、車両の破損・変形状況を調査、その結果を6段階で評価するものです。
試験結果は上に掲載した表の通り、当社(前面衝突でブルーバードの助手席)が初の「AAA」を獲得いたしました。改めて当社のゾーンボディが高い評価を受けた結果となりました。万一の衝突の際、人への衝撃をより小さくするためには、ボディをただ頑丈にするだけでは十分ではなく、衝撃を吸収する部分と強い部分のベストコンビによって生存空間を確保する「ゾーンボディ」の考え方が正しいことが、今回の「自動車安全情報」によって改めて証明された結果となりました。